「おお 勇者 りーべると よ! まちこんに うちかって りあじゅうに なるのじゃ!」
パーティーの かくにん
・勇者 りーべると (20)
・遊び人 みたらい (23)
・ニート たなか (25)
・チャラ男 くろだ(?)
作戦を えらんでください
rァ・がんがんいこうぜ (ピッ)
・なかまをみすてろ
・さけをのませろ
・にげるがかちだ
「がんがんいこうぜ」が 選択された。
りーべると は わたみ に 到着した。
♪デロデロデローン
合コンが おそいかかってきた!
ケバイヒト があらわれた!
ワリトカワイイ があらわれた!
クウキガ=ヨメナイ があらわれた!
ドウミテモ=マツコ があらわれた!
りーべるとの こうげき!
りーべるとは 「とりあえずトマトジュース」を唱えた!
全員「えっ」
りーべるとの せすじが こおった。
まちコンの こうげき!
りーべるとは 「乾杯」を唱えた!
クウキガ=ヨメナイは すでにビールを飲んでいた!
りーべるとは 殺意を覚えた!
たなべは 自己紹介を 提案した!
ワリトカワイイの こうげき!
「たなかさんの職業はなんなんですか?」
ズガーン!
たなかは 重傷を負った!
開始十分、みたらいの こうげき!
「王様ゲームしようぜ!」
女たちは 凍てつく波動を くりだした!
みたらい に 482の ダメージ!
みたらい は 死亡した!
チャラ男の こうげき!
チャラ男は ワリトカワイイの隣から動かない!
りーべるとは 恨めしい視線を投げつけた!
ミス!チャラ男には通用しなかった!
一次会が 終わりに近づいてきた!
どうする?
rァ・二次会いこうぜ (ピッ)
りーべるとは 次の店に 移動を始めた!
とつぜん クウキガ=ヨメナイが おそいかかってきた!
「あたしドラマ見たいから帰る~」
りーべるとは 金属バットを にぎりしめた!
ケバイヒト「じゃ、アタシも帰るわ」
カワイイ「あたしもー」
チャラ男「じゃあカワイイちゃん帰り道一緒だし、送るよ!」
チャラ男!きさまー!
りーべるとは カワイイと 電話番号を交換しようとした!
しかし MPが足りない!
マツコ「あたしは少し飲み足りないかな?」
うるさい だまれ!
りーべるとは みたらいに助けをもとめた!
へんじがない ただのしかばねのようだ!
りーべるとは たなかを探した!
たなかは ゲロを吐いていた!
マツコ「あたし、酔っちゃった・・・」
マツコは うるんだ瞳でこちらを見ている!
どうする?
・撲殺する
・刺殺する
・絞殺する
・銃殺する
rァ・あきらめる (ピッ)
りーべるとは なにかをあきらめた!
りーべるとは いろいろ失った!
りーべるとは ぜんめつした・・・。
(GAME OVER)
【フィクションです】
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昔話をします。
大学祭実行委員会をやめた一年の後半からは、誰とも口を利くことなく大学を去るという生活を送ってました。昼休みは鳩に餌をやりながら一人で弁当を食べる日々、リア充を横目に呪詛を垂らしていたかもしれません。
私が思い描いていたバラ色のキャンパスライフとは月と鼈の生活をしておりました。
私の眷属で大学を卒業したものはおらず、「大学たのしいか」と聞いてくる両親に返事をするのがつらい。そんな生活を送ってました。
これはいかんと思い、リア充になろうと街コンに参加した二年生。
二度と行くかと思いました。
そんな私でも、よい友人が最終的に残りました。
あの孤独だった時間、私は独立不羈の精神を養い、自分とのコミュニケーションを取れたのではないかと思います。
今でも、ひとりでぽつんといるひとを見ると、昔の自分が重なって気になってしまいます。
時間があれば,コミュ障だった私が考えるコミュニケーションについて、そして恐怖の「コミュ障オフ会」について語れればよいですな。
それでは、アデュー!!
*写真は当時の私(全身黒)