物語は、今から1000年後の未来に生きる主人公・早季が、さらに1000年後の未来に宛てて残した手記という形をとっている。このような災禍があったことを人類が忘れてしまわないようにと。
私には、この物語が現代を生きる私たちへの警鐘に思えてならない。歴史はただ繰り返すだけではなく、ある方向性をもって進んでいくのではないか。このまま戦争や争いの歴史を積み重ねていけば、引き返すこともままならないくらい悲惨な未来が待っている。そんな不安を覚えた。
*ネタバレ注意 “貴志祐介『新世界より』” の続きを読む
生きるために、書く。
物語は、今から1000年後の未来に生きる主人公・早季が、さらに1000年後の未来に宛てて残した手記という形をとっている。このような災禍があったことを人類が忘れてしまわないようにと。
私には、この物語が現代を生きる私たちへの警鐘に思えてならない。歴史はただ繰り返すだけではなく、ある方向性をもって進んでいくのではないか。このまま戦争や争いの歴史を積み重ねていけば、引き返すこともままならないくらい悲惨な未来が待っている。そんな不安を覚えた。
*ネタバレ注意 “貴志祐介『新世界より』” の続きを読む
前にラリーの好きな友達が「これから観戦するの」と楽しそうに話していて、その時はただへえーと聞いていた。車のレースを見て何がそんなに楽しいんだろうと不思議だった。今ならわかるような気がする。何かを応援したいという気持ちって、こんなにわくわくするものなんだな。 “こんなに応援したいと思ったの、初めてかもしれない” の続きを読む
аптека(薬局)、автомобиль(自動車)、банк(銀行)、ремонт(修理)、минимаркет(小さいスーパー)
ロシアの街を歩くとよく目にする単語がある。парикмахерская、パリクマーヘルスカヤもその一つ。美容院だ。 “парикмахерская” の続きを読む
春の桜と同じくらい毎年開花が待ち遠しくなる花がある。川岸に咲き乱れる赤い花を見て季節の移ろいを知る。いつのまにか、もうすっかり秋だ。 “あの世とこの世の距離” の続きを読む
毎日乗る自転車には愛着が湧く。 “自転車が大好きなんですか?” の続きを読む
今日は買い物に行っていないので冷蔵庫の中には野菜しかない。ピーマン、ミニトマト、きゅうり、オクラ。タンパク質は豆腐とツナ缶がある。 “鉄とビタミンD” の続きを読む
善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや “親鸞” の続きを読む
「自転車屋さんに持って行ったらフロントギアが簡単に動くようになって驚く自分」にデジャヴを感じた。めちゃくちゃ不思議なことなんだけど、こうなることを最近夢で見たような気がする。 “二度目のパンク” の続きを読む
今日もまた自転車に乗って仕事へ出かける。雨の日も、風の日も、真夏の太陽の下でもいける限りは。走れることが私の喜び。 “クロスバイク通勤6か月目” の続きを読む
一年が過ぎた。6月1日、お墓参りに行った。 “窓辺のレモン” の続きを読む