『手話は、世界を耕す道具』

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コピーライターなだけあっていい文章をかく。

ーー言葉言葉を当てはめた瞬間、じつはそこで人の思考を止めてしまうこともある。(引用)

「魚」は「fish」であり「エラ呼吸をする水の中の生き物」。というふうに、ことばで伝えることができるということは、イメージの深い共有を諦めることにつながることがある。

相手が想像している「魚」と相手の想像した「魚」は本当に同じか?

ソシュールは「魚」と「fish」は異なる意味を持つと提唱した。
アバウトな概念だけで会話はできるので、イメージは共有しきれなくても生きる上でなんの問題はないのかもしれないけれど。

コミュニケーションの本質って、実はイメージの深いところまで共有することなのではないか?

例えば、会話の中で必ず生じる「ズレ」をなるべく小さくしていくことが、直感的な文章や表現を生み出す。
その一例がコピーライティングだ。

ライティングは買い手の思考、つまりその人の持つ”イメージ”を先読みして「相手が直感的にわかる」文章を生み出す仕事だ。

そして、手話は言語であるのと同時に、音声言語や文字言語にはない要素を持ち合わせている。

「ことばを介した個人の持つアバウトな定義に頼りすぎず」
「イメージを直感的に(映像的に)交わし合うことができる」

手話ほど相手が想像するであろうイメージを先回りして想像し、リアルタイムで「ズレ」を小さくする作業ができる言語はあるのだろうか?
ここまで、コミュニケーションを極めた言語はあるのだろうか?

2019/10/30よしだくん日記

わたしには変な友人がいる。

よしだくんっていうんだけど。

 

彼とは、実は出会い系アプリで知り合った。

暇を持て余した大学生の頃、好奇心でダウンロードしたTinderで。

左、右、とリズム天国でAキーを連打するような気持ちでスワイプしていたら、何人かからメッセージが来た。

その中に、村上春樹が好きでダンスダンスダンスの素晴らしさんについて、(「わかるなあ」「それな」を合いの手のように発言しながら)淡々と語る人がいた。よしだくんだ。

 

最初は、彼のことを非常に論理的に話したがるかっこつけた人だと思っていた。

で、二人でドイツビールを飲みに行った。「ベルギービールしか飲んだことない」というと、「わかってないな」と彼は真顔で言った。

彼の表情筋はすっかり固まっていて、「おっぱいなんて吸わずに生きてきた」とかっこつけているようにも見えた。

 

その日から、少しずつよしだくんはおかしなやつだと気づきはじめた。

もちろんその前からも、なんとなく「不思議な人」という感覚はあって、「変わってるね」とおどけることもあった。

でも、マジで「変わってる」のだ、よしだくんは。

例えば、よしだくんとLINEをしていて、私が「今日これ見たよ」的な、脳みその新皮質の表面をつるっと滑ったような話をすると、「ふうん」と急に歯切れが悪くなる。

あー、『つかめない人』という方がニュアンス的に正しいかもしれない。

好きな話題かなと思って村上春樹や哲学の話をしても「なるほど」という返事。焼却炉に投げ入れた瞬間、火が消えて「あら?」ってなる感じ。

きっと私とLINEしても楽しくないんだな、と私は思ってLINEの返事もめんどくさくなったことがあった。

それでも、彼からはLINEがきた。ツボをつかめると、LINEは続く(でもよしだくんワールドが展開されていくたびに私は「おもしろい」「なるほど」と語彙力を失っていく)。そして、ツボをつかめないと一瞬でLINEは終わる。そんな感じだった。

私はとても暇だったので、よしだくんのおしゃべりスイッチがどこにあるのかを模索するのが日常的になりつつあった。

 

そんなやつと、次に会ったのは高島屋だった。

よしだくんが沖縄から帰ってきてすぐだった。

彼はめちゃくちゃだんまりだった。

どんなことを話しかけても、薄い反応。「善意を持つ人を無視してはいけません」という言葉を、彼はかろうじて守っていた。

 

そのあと、ダーリンでなぜかめちゃくちゃ褒められた。

「ななこちゃんは大きな人だ」と。

私は割と褒め言葉を素直に受け入れる方だ。

だって嬉しいし。

でも、よしだくんのその褒め言葉は、すんなり入ってこなかった。

きっと、あの日のよしだくんがよしだくんじゃなかったら、あの日のことをなかったことにするだろう。

でもよしだくんは、それをむしろ大きく見せた。

 

その頃、よしだくんは言った。

「ぼくは共感能力が欠けているんだ」

なにかっこいいこと言ってんだ、とその時は笑って受け流した。

でも、時間がたった今、思うととてもなるほどと思った。

 

ソシュールという言語学者は、「fish」と「魚」は全く同じ意味合いではないと説いた。

その言語を扱う国や民族の文化や、地域によってイメージは変容されるからだ。

よしだくんとのコミュニケーション方法は、お互いに母国語である日本語だ。

それなのに、どこか話がふわっとしたり、論点を見失ったり、そんなことが多いのだ。

よしだくんとの会話は、まるで英語を翻訳したものを再翻訳した文章を読んでいるような感じだ。

 

 

そのとき、私はよしだくんへのイメージをこう定義づけた。

「ことばのひとつひとつに思い浮かべる意味合いやイメージがズレているので、共感能力が欠けているように見える」

もちろん、よしだくんの脳みそがぶっ飛んでいるというのもあると思うけれど、おそらくだけどよしだくんがそのぶっ飛んだ内容を伝えようとしたときの言語そのものまでズレていて、一般的な人間にとっては「変わり者、共感してくれない人」になってしまうんだろうと思った。

 

よしだくんは、「それは違う、ぼくは共感能力が欠けているんだよ」と反論してきそうだけど、私は違うと思う。

少しみんなと違う「よしだ」をよしだくんはアイデンティティにしているんだろうと思う。

その「みんなとちがうよしだ」はたまたま生まれた産物で、よしだくんが、かっこつけて作り出したわけではないと思う。

でも、今はその「よしだ」がよしだくんそのもののイメージであり、変わり者であることが生きがいになり、自らの足を引っ張りつつあることも黙認しているんだろうと思う。

その生きがいはめちゃくちゃ面白いので、ぜひ続けてほしい。

 

そんなよしだくんは、現在彼女募集中だ。

しかし、女性は、というか恋愛は、「共感してほしい」小さなことから大きなものまで共有するものだと捉える人も多いから、よしだくんはなかなか彼女をつくれない。んだと思う。

 

そんなよしだくんがあまりにも面白くて、私はよしだくんの恋愛事情を第三者目線でまとめあげたコラムを書くことに決めた。

これから、少しずつよしだくんの過去の恋愛とかを取り上げながら、ツッコミを入れていこうと思う。

 

というわけで、ななこ、ダーリンに帰ってきました。

ただいま!

ありがとうって言うのに疲れた

社会人になってから間も無く一ヶ月です。おめでとう!

さて、感想を述べたいと思います。

ありがとうって言うことに疲れました!

 

耳が聞こえないとめちゃくちゃに助けてもらわないと仕事ができないポンコツ無能になるんですよね。

雑談や会議の情報が10%ぐらいしか入ってこないから全体像をうっすらとしか掴めない。

そんな状況で指示を受けても、意図がわからないから相手の求めてるものを出すことができない。

なかなか難しい問題だと思います。

 

最初は「ごめんね」って一言添えて書いてもらったりしてたんだけど、面倒くさがられるし、私だってめんどくさい。

ごめんねって謝りながら書いてもらって、そのあと「ありがとう」っていうのもめんどくさい。

最初は「私のために書いてくれるなんてみんなマジ天使かよ〜」なんて思ってエンジェルスマイル振りまいてたけど、さすがに疲れた。

 

いちいち会議のたび、打ち込んでもらったり書いてもらったりして、返せない恩ばかり溜まっていくのが嫌だ。

むずかしいですね。

 

仕事はとにかくがむしゃらにやってる。WEBマーケティングたのしい。

前まではオンライン営業、今はインスタの運用をやってるんだけれど、数字でインパクトが目に見えるのがとてもいい。今までになかった発見だ。

数字嫌いだったけどわりといけるかも。計算はぜーんぶパソコン任せでいけちゃうからね。

 

スタバでは、自分で言うのも何だけど、接客のセンスがあったんだと思うよ私には。

エンジェルスマイルも眩しいし、フレンドリーに振る舞うのも得意だ。

だからわりと、ときどき主導権を握れて居場所には困らなかったんだけれど。

居場所が土日にしかないこの感じ、ちょっとつらいなあ。これが五月病か(笑)

がんばる

目指すはエルメス

しまむらやユニクロのように安くたくさん売るのは簡単だけれど、エルメスのように高品質のものをうんと高く評価してもらって売ることはとても難しい。

でも、今の世の中に必要なものはエルメスだと思う。資本主義も変化しようとしているよ。

ななこのダーリン、社会人編のはじまり。