ごめんなさい、よしだのダーリン。

 

どうするか。もうこんな時間だぞ。結局何も更新できないまま、ただ文章を連ねている。

昨日は書くタイミングが4回あった。タイミングというのは時間の問題ではなくて、扱う題材が定まったタイミングということだ。昨日の早朝に梅佳代という女性写真家のことをよく考えていたら、「今まで複雑性の話はしてけれど乱雑性の話はしていないな」と思い当たってこれにしようと決めた。

そしてななこちゃんのダーリンが更新され、読むとなかなか面白い題材で、またよく考えさせられたのだ。そして、ななこちゃんに与えるべき言葉を僕はもっていたので、これにするかと考えた。

すると、僕宛にlineで文章が届いていることに気がついた。その子には、自己本位でいいから書いた文章を送ってよとお願いしていたのだ。彼女の文章の本論は、こんな言葉からはじまっていた。
「1週間の間に、産科では5人の赤ちゃんが生まれて、精神科では1人の躁の患者さんが退院した次の日に自殺した。」
僕は彼女の心境を想像することができた。そして、幸いにも、彼女に対して与えるべき言葉を僕は持っていた。

宮川の家に深夜にたどり着き、文章をこしらえる準備をしていると、ぽつぽつと彼が僕に話をしはじめた。話は数学と論理学をいったりきたりしながら、結局幸せになるためには僕たちはどんな思想をもつべきなんだろうというテーマに行きついた。もしかしたら、僕は話を半分に文章を書き上げることができたかもしれない。けれど、彼の話しぶりやその言葉に漠然とした不安を感じることができた。だから僕は、彼とじっくり話をしてみようと決めた。その話は明け方まで続いて、気づいたら眠ってしまっていたのだ。彼についても書きたいことはたくさんある。

さて、これらを目の前にして僕は何も語ることができなくなっている。正直言ってずいぶんまいってしまっている。ここで、まったく関係のない話をすることは簡単だ。おいしいベルギービールの話ができたらどれだけ楽しいのだろうな。けど、それは自己本位じゃないよなあ。

やさしいあなたは、考えあぐねた僕に向かってこう言うかもしれない。
「時間はたっぷりあるのだから、ひとつひとつ順番に解決していけばいいのよ」
まったくその通りだと思う。それも生きていくうえで重要な技術だ。僕も仕事をするときは物事に優先順位をつけて順番にかたづけるようにしている。とってもスマートな方法だよね。

もし、今日、みなさんに有益な情報を与えることができるとしたら、この言葉だけだと思う。こんな金言がある。
「アイデアというのは 複数の問題を一気に解決するものである」
任天堂の岩田聡元社長の言葉だ。よかったら意図を汲み取ってみてください。

僕が悩んでいるのはすべてこの言葉のおかげだ。参るなあ。というか今日に限って「MOTHER」をやってたのがまずかった。

僕はどうしてもこれらの問題はひとつながりのように感じる。ひとつひとつ扱うのではなく、ただひとつのひらめきが、全体のこわばりをほぐしてくれるのではないかと直感的に感じる。感じるものを明文化できない。解決の糸口がみつからない。それに対して焦りもある。

だめだ、どうもまだ見つかりそうにない。閉店をしたふりをして今日はこんな文章を投げつけてみます。閉店ガラガラって意外と難しいもんだな。

今日も読んでくれてありがとう。ごめんなさい、僕の力不足です。

“ごめんなさい、よしだのダーリン。” への2件の返信

  1. たぶん過去に答えになりそうなことを見つけたことはあるんだけど、タイミングが合わなくて肝心なときに思い出せないことってあるとおもうね。
    思い出したときを楽しみにしてるよ

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