わたしの第一言語は Image

わたしが生まれてから最初に話した言葉は、(電気がチカチカ!)だったらしい。言葉っていうか、手話でもないただの身振りっていうか、単に手を上に上げて「あれ、ピカピカ光ってる〜〜〜」って言っているかのように指を開いたり閉じたりしたってさ。

わたしの第一言語は日本語ではないと思う。

 

というか、日本語の定着が遅かった。どうしてかというと、大体のことを表情や身振り手振りだけで表現できてしまうからなんだよね。

たとえば、わたしがどうしても覚えられなかった単語が『電子レンジ』

<扉閉める/ボタン押す/ゆっくりくるくる回る>この3段階をやってみせれば、誰でも「ああ〜電子レンジ?」ってひらめくでしょう。

こんなふうに、わたしは言葉を使ってこなかった。

 

昨日、よしだくんにこんなことを言われた。

「ななこちゃんは文章からの相手の意図(とかそれを超える特徴量)を抽出する能力が異常に高い」

ま、おだてるためにちょっと盛ってる可能性もあるのかもしれないのだけど笑

実はこれを言われるのはよしだくんが初めてじゃなかった。これまでもSNSでつながった面識のない相手にも何回か言われている。

 

わたしはたぶん、表現力が豊かなのだと思う。

てっとり早く通じるから手話や日本語を使っているけれど、自分の中ではすべてを視覚的なもので表現してしまう傾向にある。

例えば、ひまわり畑を説明する時。

<五本指を立てる/光を自分の顔の上から照らす/はっとした顔をする/顔を光の方に向ける/五本指を全て光の方に向ける>

ね、ちょっとわかるでしょ。

でね、わたしはこの表現力が相手の文章から多くのことを読み取る洞察力?につながっていると思う。

 

わたしはどんな文章でも、かならず視覚的なイメージを思い浮かべる。

例えば、「ぼくは障害者というくくりがあまり好きじゃない」という文章をわたし流に読むと

<『ぼく』の顔→障害者という文字→障害者という文字を囲むマル→その上にバッテン→『ぼく』が顔をしかめる>

って感じ。どう?

それがけっこう功をなしているようで、相手の意図をつかみやすいみたい。たぶんね。

・・・わたしはなにを書きたかったんだろう。わかんなくなっちゃったので、ドロンします。またいずれ、続きを書きます。

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