出張は嗜む程度です

おはようございます。

三角淑女です。

 

「淑女」って夜の匂いのする言葉だと思いませんか?「おはようございます」がしっくりこない。

 

今回のダーリンは新幹線の中からお送りしています。朝の新幹線はスーツを身に纏ったおじさんと、Évianを携えたおばさんしか居ない。私はスタバを旅のお供に選びました。特別に特別を重ねると、とても贅沢な気持ちになれるね。

 

私は入社して研修を終えてから、出向した部署が合わなくて、苦しんでいた時期がある。その部署の人たちの考え方は全く理解できなかったし、勤務環境(工事現場のプレハブ)も合わなかったのだと思う。

おじさんと喫煙室から流れてくるタバコの臭いが毎日私を蝕んでいた。吐き気とめまいで、PCを眺める事すらできなくなった。

その後、異動になり半年ほど色々な部署を転々としていた。初夏から秋に掛けての電車が私を苦しめた。汗や雨あがりの土臭さや香水が入り混じった臭いが車内に充満していて、息ができなくなる。視界が白くなる。倒れると迷惑がかかるから、そっと電車を降りる。

社会の歯車になれない自分を責めた。

 

それから、今の部署に異動して半年経つ。上司が変わり、環境が変わったら電車にも乗れるようになった。

今日は一人で新幹線に乗っている。

 

就職先やお仕事を決めるときに「好きなことをする」という選択はベストだけれど、迷ったら「嫌な事がない」環境を考えてみるのはどうでしょうか、というお話でした。今の場所でうまくいかなくても、どこかに貴方がなじみやすい場所があるんです。

 

それでは、またお会いしましょう。

 

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