すっぴん

おはよう、ダーリン。

高校の同窓会からずっと友人の家に泊まっています。同時にダーリンの更新も滞っています、ごめんなさい。

突然ですが、わたしには眉毛がありません。深刻な話です。本当です。

ほんとうに眉毛の致命的な薄さに悩んでいて、しかも眉毛を失った原因がベランダから落ちたことなんです。ふざけた理由でしょ?しかも、それで片方の眉毛を失ったせいでバランスの悪い顔面になってしまい、もう片方の眉毛も合わせて薄くしています。

それでわたしはすっぴんに自信がありません。眉毛の周りだけ化粧を落とすのは全然大丈夫なのですが、眉毛だけは・・・!って思っています。しかもこのまえ父の育毛剤を見つけたので試しにつけてみたら、心なしかまつ毛が伸びたんです。お前じゃない。

しかも加えて昨日の夜、友人との会話に夢中になっていたらギャグ漫画のように路肩の木に正面衝突をしてしまいました。おでこと鼻の頭が悲惨なことになっています。皮もむけ、あきらかにかさぶたになる気配がしています。さらにすっぴんへの自信を失いました。

本当に男の子はすごいな、と思うのですよ。いくら父に仕事に行って欲しくないからといってベランダから飛び降りて眉毛を失ったとしても、すっぴんで勝負しなければならないんでしょう?髪の毛を長くできない人も少なくないだろうし、完全になにも隠さない顔面でがんばっているわけですよね。いやあ、もっと化粧すればいいと思うよ。最近男の子用の化粧品も販売が拡大されているらしいし、もっと逃げてもいいと思うよ。でもすごいなあ、尊敬する。

昨日、友人とこんなことを話しました。「あ、この人ともっと話したい」とファーストコンタクトの相手に思わせるためにはちょっと思考を掘り下げたような話をしなきゃいけないよね、っていう話。

というのも、同窓会で何人かから「ダーリン読んでるよ」と声をかけられました。それが「あなたの思考ちょっとだけ覗かせてもらっているよ」というアプローチ?をしてくれている気がして、何となく最初から距離が近かったんですね。初対面ではないけど、3~4年ぶりに会うものだから自分の思想は変化しているわけで、久しぶりに会うとどうしても初対面のような緊張感って生まれちゃいますよね。それが見事にその一言でなくなって、大胆なことまで話せたのです。

っていう話を友人にしました。そしたら、友人は言いました。

「そうだね、少なくとも”また会いたい”と思うような人はすっぴんをチラつかせてくれる人かな」

化粧(装飾)はしたほうが人当たりもよくて、印象もいいからコミュニケーションのきっかけを作るかもしれないけど、その先に行くためにはやっぱり多少の餌がほしい。「わたしはこんな考えを持ってるよ、あなたはどう?」となんとなく議論まではいかなくても会話のキャッチボールができれば、自分やその人に対して好奇心を抱けるというわけです。

というわけで、このおでこと鼻の傷は隠さないでいこうと思います。どうぞ、びっくりしてください。

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