オリオンママ

今日はいろいろ嫌なことがあって、『小説を読もう』サイトを片っ端から漁る1日だった。

婚約破棄された末に第一王子と恋に落ちるような人生をおくりたかった、、、。

 

バイト先から帰る頃にはもう真夜中になっていて、今日のわたしはなーんにも生み出さなかったなあ、なんて考えながらオリオン座を探した。

わたしにはオリオン座を探すくせがある。オリオン座の場所を確認しておくことは、まるで小さい頃、お母さんが後ろにいることを確認するためにたびたび振り向くことに似ていると思う。

「ママはずっとここにいるよ、黙っていなくならないから!」って言わせてしまうほど、たびたび振り向いてしまう子供だった。

べつにオリオン座をみつけたところで、「うん、これだね。」って頷いてすぐどうでもよくなるほどには、大して大切な存在でもない。

でもどこかで、形の変わらないオリオン座を求めているんだと思う。ま、近いうちにベテルギウス座は爆発しちゃうらしいけど。宇宙単位でいう “近いうち” にね。

 

あ、知ってた?今日とっても月が綺麗だよ。

最初は街灯かと思ったんだよ、今日の月。あんな丸い街灯、家の近くにあったかなあ?って首を傾げてよくよくみてみたら月だった。

太陽がしっかり下から熱を当ててるのがよーくわかるよ、見てみて。なんだか、月が熱がっているようにみえるよ。ダチョウ倶楽部の上島みたいに「押すなよ!押すなよ!」って言ってそう。

今日のダーリンは内容が浅めです。こんな日があったっていいじゃないか。

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