野外映画祭のお知らせ。

 

こんにちは、よしだじゅんやです。サラーリマンごっこ3日目です。今日はドーナツとカフェオレを昼食にしてダーリンを書いております。

大学に入っていろんなイベントをしてきた。野外で映画祭をやろうとしたことがある。名古屋大学にはでっかい芝生がある。誰でも、いつでも入ることができるので、僕は深夜になると散歩がてら芝生にいき、radioheadの「The King of Limbs」を流しながら寝転がってぼんやり空を眺めたりしていた。街中に、こんなにも広くて人がいなくて落ち着く場所があることに僕はかなり救われていた。

だんだんこの芝生を使ってイベントをしたいなあという気持ちになっていった。僕は「芝生懇談会」というサークルというか任意団体を作り、月に一度芝生に好きなひとと集まって、好きなご飯をたべ、好きな酒をのみ、好きなことを話し、好きな音楽を聴く、というイベントを開いていた。毎回コンセプトが変わって、今日は寒空の下あつあつの小籠包を食べ、中国茶を飲みます!とかね毎回いろんな遊びをしてた。(名大の芝生は火気厳禁なので真似はしないでね)

で、そこで、映画がみたいじゃないですか。この何をしてもいい環境を拡張して、芝生に映画館と同じサイズのスクリーンがあり、高出力のスピーカーがあり、爆音で「ラ・ラ・ランド」と「バックトゥザフューチャー」を上映したらどうなるんだろう。みんな、踊りくるってくれないかな。好きな時に酒を飲んで、歌って、踊って、たまにしんみりして、気づいたら寝ていて。という想像がどんどんふくらみ、よし実行しようということに(僕の中で)なった。

大学の職員はまじでやる気がないので、ろくに書類に目を通さないはず。企画書をつくったら通るやろ。と思い、wordで作ったしょうもない企画書を提出すると、まじで当日に許可がおりた。

これを機に、僕はメンバーを集め、企画と機材の調達と、客集めと、広告の制作をした。友達と2人での作業だったけれど、まったく苦にはならなかった。日に日に増えていく予約の数を前に僕はどんどんテンションが上がっていった。告知をして3日で予約の数は60人に達し、このままいくと芝生ぱんぱんになるんじゃね?という雰囲気が出てきた。勢いは減退することなく、どんどん加速した。僕が作ったフライヤーを公開したのだ。

野外映画祭ビラ

「野外映画祭のお知らせ。」

「芝生の上でのんびりと
酒を飲んだり
音楽を聞くのが好き。
ここで映画が観られたらな
というのが僕たちの夢でした。
さて、
野外映画祭のお知らせです。
踊るのもよし
酒を飲むのもよし
おしゃべりするのもよし
眠気に負けちゃうのもよし
夜風に想いを馳せるのもよし
ここは映画館じゃないしね。
持ち物はご自由に
飲み物は自分で用意してね。」

悪くないな。良いイベントっぽい。ビラはもっさりしてるけど。
このビラを公開して、数日後に、大学側から許可を撤回された。このタイミングで「え、野外で音楽かけるの?駄目にきまってんじゃん!」ということに気がついたのである。イベントは中止を余儀なくされた。100人近くの人が5月20日の予定を開けてまっていてくれているのに、イベントはもうできないのである。僕は彼らにどうお詫びをすればいいのかわからなくて、考えれば考えるほど正しさがわからなくなった。

飽きた。続きは気が向いたら書こう。

今日も読んでくれてありがとう。よしだはすべて慈善事業にしてしまうのでマネタイズが下手って話をしようとしたけど前置きが長くなりすぎマンと化した。

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