クレカで切符を買いました。

今日は学生団体の総会っていうやつだ。実は今日が総会ってことをすっかり忘れていて、事務担当ちゃんにめちゃくちゃ怒られた。夜行バスで「スマホダメ」って言われて眠りこけていたから、駅についてスマホを見たらとんでもない通知がきていた。危機感なさすぎじゃない?だってさ、その通りだ。ごめんなさい。

今朝、5時ぐらいに「ごめんね」って送ったらすぐに既読がついた。「もう今日なんよ?」だってさ。「7時に名駅で待ち合わせ」って言われて、いくらなんでも名古屋まで始発電車で行っても7時には間に合わない。「それは無理だ」って送ったあと、ちょっと考えた。怒ってるし、「無理」とだけ送ったらさらに油を注ぐことになるかなあ、ってね。

だからわたしは、自宅に帰りかけてUターンした。新幹線の切符売り場に向かったのだ。でも、自動扉の前で財布を開いてみたら1000円しか入ってなかった。ATMはまだやっていない。普段なら「ごめーん、ATMやってないから新幹線の切符買えなかったわ」って言って鈍行で遅刻していくだろう。

でも、今回は相手が怒っている。だからクレカを取り出した。使い慣れていない、ピカピカのやつをね。「あの、クレカって使えます?」って聞いちゃった。恥ずかしい。暗証番号を打たなくてもいいのも初めて知った。

自分は学生団体の存続なんかよりも人間関係の悪化を恐れるタイプなんだなあって思いながら。

 

学生団体は偶然入ったものだった。事務担当ちゃんとわたしが大学1年生だった頃、「楽しいイベントが名古屋であるからおいでよ」って連絡が来て参加してみたら入会書類を書かされてしまった。

それから4年間、わたしはわりとリーダー的なポジションに居座り続けた。なんとなく過ごしていたら「あなたが支部長に向いている」なんて先輩たちに囲まれて言われちゃって、断れなくて支部長になった。それから、とある大規模な企画の役職も流れで受け持つことになったし、そのまま流れでまた支部長になってしまった。

同級生がいない環境で育ったから、生徒会長も学祭実行委員長も部活動の部長も、いろんな”長”をやり尽くす人生だった。だからどこか、責任感に対して麻痺してしまっているところがある。責任の重さ、というものがあまり感じられなくなってしまっている。

ほんとうに良くないなあ。しばらく”長”は休みたいなあ。社長になるまえに、自分はちょっと休まなければならないと思う。

さて、今から事務担当ちゃんにビンタされてきます。そのあと、総会をします。いってきます。

“クレカで切符を買いました。” への3件の返信

  1. 最近ずっと面白くてすばら
    >しばらく”長”は休みたいなあ。社長になるまえに、自分はちょっと休まなければならないと思う。
    笑う

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