Звезда

英検の申し込みがちょうど締め切られたところだった。間に合わなかったー、残念!次を目指そうかな。
願書の資格欄を書いていた時、思ったのだよね、英検受けておけばよかった!って。
どのみち出願には間に合わないけど、自分の英語力を磨くのにちょうどいいや。10月の英検を目指して今からちょっとずつ勉強しよう。

そのころには、実習も教採試験も終わって時間ができるはず。

実習と教採試験がじわじわ迫りつつある一方で、その先へ先へとつい目線が向いてしまう。現実逃避したいわけではないよ。むしろ、やる気は十分ってほどある。
実習に対する不安は尽きないけれど、精いっぱいがんばりたい。
試験の結果は採用か不採用か、どちらでも心の準備はできている。もう、当たって砕けるだけ!

おそらく私の目標は、実習でも試験でもないのだと思う。その先の未来。漠とした目標。行き着く先を今の私ははっきりとは知らない。
それでもいいんじゃないかな。英検2級とか1級みたいに確かな形なんて必要ないんだ。空に瞬く星のように、ずっとずっと追い続けられる目標。

また自由を手にしたら、英検の勉強以外にも、いくつかやりたいことがあるんだ。

例えば、美術館。

「豊田市美術館」「古川美術館」
近頃、案内板やポスターが私の目を引きつける。
あ私、絵を見たいのか。

ロシアにいた頃はよく町の美術館に通っていたっけ。本物の絵の迫力を今も心に思い描くことができる。青い天使みたいな女の子の絵。あるいは、雪の中を走り抜けるそり。
抽象的な花や人影を描いたカラフルな画廊もけっこう好きだった。ビビッドに目に迫ってくる、迷いのない、この世に一つだけみたいな絵のかたち。目を閉じれば青や赤や黄色が、記憶の中でざわめきだす。
またいつか、見に行かなくちゃ。

学校やバイト帰り、いつもの道を外れてふらっと美術館に入ってみたい。持て余す時間は贅沢なのかもしれないけど、なんとなく、行ったほうがいい気がする。心の思うままに、足の赴くままに。

迷ったら空を見上げて星を探そう。あまりにも遠すぎてどうやったら届くのかなんてわからないけど、そこに少しでも近づけるのならそれは希望だ。

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