ポジティブ日記

世界は予想外のことで溢れていて、そのことで楽しめるか、イライラするかによって人生の幸福度は全く違ってくると思う。七月なのに涼しくいい気分で目が覚めて、洗濯物を干してバイトに行く。思ったより忙しくて大変だったけど、遊びの予定を糧に頑張った。すごく楽しくていい気分だったけど、帰りに雨が降ってきて洗濯物が台無しになった。ポストを見るとアマゾンから荷物が届いていた。嬉しいことと嫌なことの繰り返し。

僕はどちらかというとイライラしてしまうタイプなので、真逆の性格を持つ友達を羨ましく思う。自転車を盗まれたと笑って話しているのだ。僕だったらこの先の生活のことを憂いで心が落ち着かないだろう。なにかもう取り返しがつかないことが起こってしまった気がしてしまう。本当はそんなことないんだろうけれど。

そんな生活を送っている中で、ポジティブ日記を書くといいらしいということを聞いた。その日にあったいいことを何でもいいから3つ書くのだ。なにかもっと、洗脳されるとか手っ取り早い方法もあるのだろうけれど、結局、毎日の習慣を変えていくのが一番いいいらしい。世界を変えるより、自分の世界の見方を変えるのだ。

結果、思ったよりもいいことがたくさんあることが分かった。人にやさしくされることはすごく多いし、外に出るとき雨はあまり降っていない。好きなものは結局手に入る。当然嫌なこともたくさんあっただろうけれど、書いていないので忘れてしまえる。これはとても正しいことのように思えた。楽しみは心の栄養だ。それをもとに心を養っていけばいい。そして悪いことは排泄してしまうのだ。心も身体も仕組みは同じ。この考え方悪くないな。世界も案外悪くないよ。

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