東京にいったら思想家と出会いました。

 

こんにちは。よしだじゅんやです。

昨日は発狂をしてしまってすみませんでした。文章を書き終えて全選択したら間違えて消してしまったのだよね。泣きたい。その後、削除したデータを復元することができるWebアプリケーションをインストールしてみたものの復元することはできませんでした。というか、過去に戒めとして削除した香ばしい写真がたくさん復元されてメンタルが崩壊しました。みんなも休日にやってみてください。ダーリンのねたになると思う。

さて、本題に入りますよ。昨日の夜に東京から帰ってきました。三社の企業を訪れて、社員の方々とたっぷり話をしてきました。世の中にはぱりっとした会社があれば、ふわつとした会社があれば、もっさりとした会社があることがわかりました。そして、僕はおそらくどこに入ろうとそこそこ楽しんで働くことができるんだろうなあと思いました。

今回の東京訪問は、会社を訪れることが目的でしたが、その裏で、自分は何に主軸をおいて今後社会で生きていくかを見定めたいという目標がありました。みなさん、よしだじゅんやって何屋かよくわかってないんじゃないでしょうか。僕は人並みには文章を書くし、本を作るし、動画制作をするし、コピーを書いて広告を作るし、イベントを主催するし、WEBページを作るし、WEBアプリケーションを作るし、データ分析をするし、機械学習もします。自分でもなにをしてるんですか。という問いに簡単に答えることができないので、況や他人をやというところだよね。ということで、就活を期にそろそろ決めましょうか。という気持ちになりました。

昨日は、以前名古屋のコンパルで面談をしたIT系の会社に訪問し、社長さんと軽くお話をした後に、豚しゃぶ屋さんで飯をたべつつゆっくりと話をしてきました。

まず会議室で二人で話をした時に、社長はこんな質問をしました。

「で、よしだ君は将来どんなことがしたいの」

わかる。つまり「この子はどんな能力があって、うちの会社のどの仕事が適当か」を会社の社長として見定めたかったのだよね。至って実務的な答えを求められたのです。で、僕は答えに窮しますよね。そして迷った挙句、このような答えをしました。

「将来したいことは現段階では特にありません。けれど、実現したい夢があります。僕はおもしろい人たちが溢れる社会を作りたいです。そして社会に属する人々がそれぞれの幸せを享受するこことができる環境と仕組みを作りたいです。本当にね、心からそう思ってます」

あら、誠実な答えはなんだろうと考えたとき、僕の答えは実務的な話をするのではなく、僕の「思想」を話すことだったのです。これはまいっちゃうよなあ。

ありがたいことに、社長もごりごりの思想家でした笑。その答えをきっかけに完全に僕たちは意気投合し、その後豚しゃぶ屋に移動してから約二時間ぶっ通しでお互いの思想を話し続けました。

「俺ね、毎年クリスマスになると片思いの女の子に20万円分のプレゼントを渡すの。そしてドン引きされてフラれる」
「僕は、今年片思いの女の子が住む沖縄まで飛んで行って告白したのですが、ドン引きされてフラれました」
「わかる。それなんだよな」
「他人事とは思えない」

みたいな話をして完全に意気投合し、その後「コミュニケーションと科学」「遺伝とパートナー」「性悪説の正体とは」みたいな話を、お互いのゴリゴリの思想をベースに語り合いました。とてもエキサイトをして楽しい時間でした。というかここまでの思想家と人生で初めてであったので、僕がとっても興奮していました。

そして、僕は思いました。この人ならあの質問をすることができるな。と。その問いは僕が三年前から自分に問い続けてきたものでした。そして未だに正解の糸口を見出すことができていませんでした。この人なら、きっと何かを答えてこれるだろうと僕は信じることにしてみたのです。

「西尾さん、ひとつ聞きたいことがあるんです」
「お、なになに。言いなよ」
「思想で飯は食えますか」

一瞬で場が凍り付いた。僕は、やべえ言っちゃった。とおびえて固まっているし、西尾さんは頭の中で高速な処理を行い始めて、固まってしまった。
その後、しばらくして西尾さんは僕に答えを語り始めました。西尾さんは本当に誠実に僕の質問に答えてくれましたよね。間違いなく、今後の人生で何度も思い返す言葉をいただきました。それは僕の主軸になりうる可能性を存分に秘めています。思い出すと泣きそうになります。西尾さんありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。その言葉をいつかこの場で書けるように精進します。

豚しゃぶ屋で二時間近く話をしていると、明らかに店員が「帰れよ」というオーラを発し始めた。最初は無視してたんだけど、いよいよあからさまになっているんだよ。そこで、西尾さんと僕の会話は終盤を迎えました。

「こんなに満足のできる会話したの久しぶりだわ」
「僕もっすねー」
「よしだ君に会わせたい人がいるから、また東京にきてよ」
「まじで芋づる式に思想家の知り合いが増えていきますね笑」
「自分と同じような思想家と話してみてどうだった?」
「自分と会話をしている人たちは、毎度めんどくせえ、、、と思いながら聞いていたんだな。とわかって申し訳なくなりました」
「おい、いい加減にしろよ。もういいぜ」
(2人)「どうも、ありがとうございましたー」

という子芝居ををして僕たちは店を出ました。思想家っているもんだな。

今日も読んでくれてありがとう。また追って文章を書けたらいいなと思っています。
あと、日々僕とやりとりしている人、いつも付き合ってくださってありがとうございます。今後も何卒よろしくお願いいたします。

“東京にいったら思想家と出会いました。” への2件の返信

  1. すごく落合陽一さんやホリエモン系の人に好かれそうだよねえ吉田くんは。
    しつもんです。吉田くんは「〇〇についてどう思う?」と聞かれたとき、今までそれを考えたことがなくて、そのうえその場でもあんまり自信のない答えしか浮かばないときってあるのですか。

  2. 落合陽一やホリエモン系とは、、、
    当然あるんじゃない?世界は未知に溢れてるからね。重要なのは思想に正解は無いということじゃないかな。つまり、現段階の自分の最適解です!としか提示できないと認識すると、全ての物事は過渡期にあると思えるし、自分に不安になったり過剰な自信を持つ必要がなくなりますよ。

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