明日はお餅つきをします。
たのしみだなあ。
さっきね、三日ぶりに家を出て散歩したんだよ。
聞いて、雪が積もってた。
すごくない?雪が積もってんねんで。
向井秀徳の歌を聴いて、ぐっときたのを思い出した。
「水溶性のあのこ 外は雨が降っているもよう」
とってもいい詩だ。
彼女、日に当たってしなびていないかなあ
彼女、湿気にやられてくせ毛がひどくなってないかなあ
なんて想っていたことも思い出す。
彼女は健康的に日焼けして、毎日元気に生活してたんだけど。
そういえば村上春樹の主人公が綺麗に日焼けした女の子にこんな風に声をかける
「君はカフェ・オーレの妖精みたいだ」
とってもいい表現だ。
彼女にそういえばよかった。
馬鹿だ。
凍った坂道を下りながら、俺はそんなことを考えていた。
今日も読んでくれてありがとう。向井さん。俺はどうしようもない馬鹿です。とっくの昔に夏は通り過ぎていきましたね。