のどの渇き

今から僕はプロットを書かずに文章を書く。揚げたてのフライドポテトはとても美味しいが、書きたての文章はそうでもない。読みにくいことを覚悟して読んでほしい。生きるために書きたい。

(今回、内容が少し危ういので固定ページの上に固定しません。)

昨日、内定者懇親会があった。「内定者懇親会とはなにか」というと、大体「オリエンテーション(会社説明とか) + 飲み会」だ。社長や役員が内定者と会話をして、入社前に内定辞退をされないようにするもの。その飲み会の際、役員の発言としてセクシュアルマイノリティを差別する発言があった。

正直、その瞬間に内定辞退してやろうかと思った。なんとか口角を維持して笑顔を作ったまま話を聞いた。(いや、一瞬真顔になっちゃったかも。)「そうですね」と同意するふりをしながら、「そうですね、体ではなくその人がどう思っているかを尊重してそれぞれ生き方を決めていけるようになるといいですね。」って感じで返してみた。それに対してその役員の返答は「うん」だった。いや、「うん」ってなんだよ。ともあれ、この場でするべき議論ではないと思ったので、なんとか違う話に変えた。思ってても言うべきことじゃない。良い意味で内定先の「良いところ」「不安なところ」を知ることが出来た、と結論付けた。

帰宅すると嬉しい連絡が届いていた。東京の友人から「もりきちくんの楽曲、ゲームで使わせてもらうね!」と来ていた。僕は嬉しくて「それならオリジナル作りますよ!」って言ったら「その言葉を待っていた!」と来た。疲れていた僕には、このやり取りがたまらなく嬉しかった。ベッドでスマホを触っていたこの時、やっと僕は「僕の日常」に帰ることが出来たように思えた。安心した。すぐに寝た。

そして起きたら僕のゲームの受賞が発表されていた。大した賞じゃないけれど、嬉しいね。僕の曲を使ってくれる、と言った友人の作品も受賞していた。自分のことのように嬉しかった。

めんどうなことをしたあと、厳しいことがあったときのことを丁寧に思い出したあとは喉が乾く。潤わない乾きと全身の痛み。前頭葉の血が足りない。これからも向き合ったり、逃げたり、そんな日々を繰り返しながら少しづつ自分の中の何かを変えていくしかない。

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はちまきのダーリンにも書いてもらった「もりきちメソッド」

就活セミナーの講演で僕が話したことだ。僕は昨日今日のようなことを「心が動いた体験」としてメモする。自分と向き合うためというのもあるが、「創作のタネ」にしたいのだ。僕の作品にはいつか必ず上の役員が登場するだろう。同時に、嬉しい体験として友人を出すのだ。僕の経験が誰かの心を動かす。その誰かが「生きること」に繋がる。

誰かの時間と空間を観客に共有すると、それは「物語」となる。そして物語は、受け手の「”世界”の認知の仕方」を変える

4月の入社までに、何か作ろう。

なんて書きながら、昨日の別の嫌なことを思い出す。思考をそのまま話すことは何も偉くないのだ…「話すのに思考が追いついていない」気持ちはよくわかるが、それを自分の中で整理して話す技術はちゃんと存在する。その方法を説明する本もある。「自分の話がまとまってないこと」の自慢を聞くより、僕は揚げたてのフライドポテトにマヨネーズを付けて食べたい。揚げたてのポテトならケチャップでも美味しい。揚げたてのフライドポテト、すごい。

あとよしだくんのロゴなんか微妙だと思うよ。SNS運営と漫画の件はもうちょいしたら進める。

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