最強の組織の作り方。と僕。

 

最強の組織の作り方をたまに考える。

どうも信念のようなものを持ち続ける必要があるようだ。
先日「帰ってきたヒトラー」という映画を観た。ヒトラーが現代のベルリンにタイムワープして現れると人々はどんな反応をするかという内容の映画だ。結果を言うと、ヒトラーは現代でも莫大な支持を得て、多くの人々を統括し始める。彼の力は普遍的なモノだった。

なぜ僕は彼を指示したいと思ったのだろう。それは彼の揺るぎない信念にある。彼は作中で繰り返し言う「友よ、すべての責任は私がとる。だから一緒に戦ってほしい」と。最初、広場でヒトラーをみた人々は面白半分だった。上のセリフを言われると「うわあ、ヒトラーそっくりじゃんテンション上がる!」とインスタに投稿をしている。けれど、彼が人々を見つめる目や、硬い握手は、すべてガチだった。彼は本気で「すべての責任は私がとる」と発言している。それが本気であるとわかると、いったいこの男はどれほどの責任を一人で背負おうとしているんだろうと考え、恐怖を覚えるのだ。そして、自国の政治を考え直した時、いったい誰が「ドイツ」という国の選択に責任を持ち、僕たちを守ってくれるのか、を考える。誰も守ってはくれないのだ。

国民主権と言って、意見を吸い上げるシステムと、議論をする人々を集めたとき、いったい誰が責任をとってくれるのだ。ヒトラーは「すべてが私が責任をとる」という。たった一人の男が、国の責任をもつとは、いったいどういうことなんだろう。僕には想像できないほどに、その意志は広大で深長だ。僕たちはアドルフヒトラーの信念に、すべてをささげていい!と納得をしているのだろう。

僕は「ゴッドファーザー」や「アウトレイジ」のようなギャングやヤクザものの作品が好きだ。彼らの組織は「親への忠誠心」と「契り」だけでまわっているのだ。なんというアナログな仕組み、、、けれど「すべての責任を持ってくれる親」がいるからこそ、ヒットマンは捨て身で引き金を引くことができる。映画をみると毎度いい男がスジを通すために泥臭く生きていく姿に熱くなるし、どこか憧れてしまう。

で、話はもどるけれど、強固な組織を作るには、僕はヒトラーや組長みたいな信念をもって子を守る人にならなくてはならないのだろうな。古臭い考えだと思う?そうでもないよ。ベンチャー企業の組織ってほとんど「ヤクザ型」の組織だから。親が信念をぶれずに語り続けるからこそ、企業や銀行はお金を出資したり融資をするし、将来性がみえない会社で働く人々は、完全に親の信念に納得をして体を預けている状態だ。親がぶれずに強く想い続けることが組織を強固にしていくのだ。(まじでベンチャー企業の社長の信念って半端ないから話おもしろいよ。お金払って落語みたいに聞きたいくらい)

ということを踏まえて、じゃあ僕が親になるかなあと考えたけれど、今は別にいいなあ笑。僕が「生きるために、書く!」って毎朝朝礼で発声させてたら嫌でしょう笑。あと、僕もみんなが「おやじ!」と詰め寄ってきたら二日くらいで泣いちゃうと思う。綾部がそう言ったら頬を叩いて「目を覚ませ」と言うだろうね。僕はどうしようもないおしゃべりがしたいの!って怒ると思う。
およそ組織の長というものに向いていない人間だ。よくダーリンが機能してるなあとたまに感心しちゅうんだよなあ。みんなギブの精神でちょっとずつ賄い飯を作ってくれてるから今のところ良い方向に進んでいます。ありがたい、、、あとカッコイイ信念を持ち合わせてなくてごめん、、、、!適度に頑張るから許して、、、、

今日も読んでくれてありがとう。だからこそ、家入一真さんに憧れている。彼は「誰よりも弱い」と言って人を束ねているから。どうやったら彼みたいな経営者になれるんだろうな。お話ししたい。

“最強の組織の作り方。と僕。” への6件の返信

  1. 「帰ってきたヒトラー」いいよね。
    「グッバイ、レーニン!」とかも。
    その周辺のドイツ映画おもしろくて好き。

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