ーーーーーーあの子は世界の片隅で
一晩の愛を欲してるらしい。
触れる吐息見つめ合う視線
二人しか知らない狭い世界
漏れるは声かそれとも恋か
僕と君しか知らないような関係が
このままずっと続けてればと思う
誰にも言えない秘密がまたひとつ
こうして僕は嘘に慣れていくんだ
なんて
絡みあう舌はほどけて唇から首へと
なぞっていけばいつか答えに辿り着く?
繋がっていてほしい離さないで
間違いなど無いんだと思わせて
キスをしてほしい忘れさせてほしい
甘い味がする君にただ溺れていたい
君の匂いに目眩がしそうになる瞬間
堕ちるとこまで堕ちていこう
明るく染まってく世界の片隅で
君の寝顔がただ愛おしかったの
芽生えるは欲かそれとも愛か?
僕と君以外には理解できないような
この絶妙な距離を保っていたいかな
誰にも説明できない僕のこの気持ち
もしも違った出会いをしていたなら
なんて
絡みあう指はほどけて腕から頬へと
触れ合ってはもう戻れないとしても
抱きしめていてほしい離さないで
間違ってもいいんだ忘れてしまえば
キスをしてほしい塗り替えてほしい
欲しがりな僕を君で満たしてほしい
太陽が空を昇る頃にふたりはきっと
見知らぬ他人になってるから
なんてね