昨日、わたしは

昨日、友人とチーズフォンデュを食べに行った。

私は自分に自信を失っているという話をした。

 

あまりにも同時にいろいろなことが起こりすぎたのだ。

自分のことを許すことができないし、ここ2ヶ月間ぐらい自分を責め続けている。

もう心はズタボロで、自分の意思を貫けなくなってしまった。

というか、自分のことを信じることができなくなってしまったせいで、自分の気持ちを優先することがなくなった。

 

彼女は言った。

「菜々子らしくない」

そう、私のお母さんも言ってた。

「菜々子らしくない」

 

私らしいってなんだっけ?

その忘れかけていた感覚は、友人と話しているうちに強制的に呼び起こされた。

「私はそう思わないな」

「まあわかるけどね、こういう視点もあるんじゃないかな」

ああ、そうだったな。私は相手の話を聞きながら意見を述べることのできる人間だ。

 

それが最近は全くできなくなってしまっている。

自分の意見に自信がもてず、相手の意見に流されてしまうのだ。

以前の自分を思い出して、涙が止まらなくなった。

自分は誰だ?なんのために生きているのだ?なぜこんなにも空っぽなのだ?

 

以前の私が恋しくなった。

あんなにズバズバ言えた自分がすごく輝いて見える。今の私とは対局の関係にいる。

すごく悲しくなった。

 

でもこんな弱い自分も自分なのだ。

昔の自分はこの自分を知らずに生きていただけなのだ。

今は無理だけど、いずれはこの今の自分も認めてあげたいと思う。

これも自分だしズバズバ言える自分も自分だって。

“昨日、わたしは” への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。