論文書き終えましたという報告と3月の話。

こんにちは。よしだじゅんやです。

 

お久しぶりですね。最後に投稿したのが論文を提出する前だったので一か月ぶりの投稿になるかと思います。いろいろと報告することがあるんですが、それらをざっと書いてみようと思います。

 

1月31日に論文の提出、2月7日に卒業発表があり、どちらも無事に終えることができました。論文をかくにあたって結果が出たのが締め切り7日前、考察が終わったのが4日前だったので、4日間くらいでががっとまとめたとこになります。さすがに切羽詰まりました。もうちょっと計画的に論文の執筆をすすめられたら良かったんだけれど、「頑張りたくない本能」が極めて冷静に「論文は2週間あればかける」と判断したのだからしかたありません。僕の頑張りたくない本能って本当に優秀なんですよね。まだ結果すら出ていない状況なのに、ざっと現状を俯瞰して、まあこれくらいでなんとかなるよと判断してくれるんですね。で決めたら2週間前までテコでも動かない。たしかプロポーカーのYouTubeチャンネルをずっとみてダラダラしていました。

 

てな感じで、とても急ぎに急いだんですが、論文を書き終えました。

策もなければ、推敲もされない文章ってどうなるかわかりますか?めちゃくちゃ長い文章になるんですよ。僕が特に前準備もなく文章を書くことがありますよね。あれを想像してもらえればいいんですが、とにかく結論まであっちこっち飛び散らかしてとりとめがない。僕の論文はまさにそんな読物となっています。全60ページ、結論40ページ、まとめ1ページみたいな。かなり壮大な冒険をしたくせに村に戻ってきて奥さんと仲良く暮らしましたとさ、みたいな夢と希望のない論文となっています。

 

ありがたいことに、twitterで論文要旨を公開すると、普段論文なんて読まない人(僕もその一人です)から「読んでみたい」という言葉をたくさんいただきました。めちゃくちゃありがたいですよね。で、その人たちには素直にこう伝えていました

決して読物として面白くないし、論文として無駄に長いので、今後読みやすいバージョンを公開していく予定です。それでも読みたいなら論文のデータを送ります。

そしたら8割くらいの人が直感的にいけると判断して「送ってください!」と返信をくれました。素晴らしいですよね。読んだらぜひ感想を聞かせてくださいね!と言って論文を送りました。

 

今ところ、感想の返信なしです。

ほらみたことか!言ったやん!おもろないんよ。あくまで論文なんよそれ、エッセイでも自己啓発本でもないの。こうなることはわかりにわかっていたんですが、あらためて起こったことと想像とのブレがなさすぎて笑っちゃいそうになりました。「ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を読んだんねん!はーこれで私も教養のある女だわ、参っちゃうわー!」と勇んで本屋で文庫上中下巻を購入してみたものの、一生本は開かれることはない。みたいな感じですね。発行部数と読者数にめちゃくちゃ隔たりがある作品ってありますよね、あれに該当するのかと思います。僕の論文に関していうと、カラマーゾフの兄弟のようなマスターピースでもないのでまじで申し訳ないです。

 

という感じで、論文を書き終えて無事に卒業できそうだよ。という報告になりました。

Twittreで反響があるわりに感想がまったくない本論文ですが、学部の教授のなかでは良くも悪くも物議を醸しております。社会学や心理学、情報処理の分野でも異端、専攻研究無し、のわりになんか社会に価値のある内容ぽい、というのが原因でしょう。くさいものに蓋をすれば楽なんですが、ちょっと気になって一口食べちゃう料理みたいな存在となっています。教授から論文を学会にだすことを勧められたので、今は発表用の論文を書いています。「たぶんめちゃくちゃ批評されますが、それは社会にとって有意義です」とのことです。まったく同感。メンヘラの研究が物議をかもしてもっと優秀な人が勝手に研究してくれたらいいなと考えています。

 

今日も読んでくれてありがとう。

2月はベトナムでダラダラしていましたが昨日(2/24)に帰国しました。3月は論文と新生活の準備とtinderを頑張ろうと思っています。遊びのお誘いお待ちしています。暇なのでしっぽをふって飛んでいくと思います。

“論文書き終えましたという報告と3月の話。” への2件の返信

  1. よしださんの例えはなんだか、いらすとやの絵みたいですね。シンプルで誰が読んでもそれだ、とわかる。
    推敲なしにわかりやすくて、しかもおもしろい文章になってしまうのは、本当にすごいなあと思ってます!

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