小さなお別れ

棚から溢れた本を、1つ1つ紙袋に収めていく。

もう年末だし、気持ちの整理がてら、必要の無いものは売りに出すことにした。

中古で買ったものも多いので、どれもそれほど綺麗なものじゃない。初めの数ページを読んでから、それきり全く触っていないものすらある。それでもいざ手放すとなると、なんだか名残惜しい気がしちゃうんだよね。えらくすっきり片付いた床と棚を眺めながら、いやぁ今年もいろんな本を、空白を埋めるために買ってしまったなと反省しました。

古本屋に寄った帰り、受け取った買取代で何かクリスマスらしい食べ物を買っちゃおうと思ったのだけど、フライドチキン、グリルチキン、唐揚げ等で埋め尽くされたお惣菜コーナーを見ていたら突如猛烈に刺身が食べたくなり、ネギトロとアジをカゴの中へ。あ、いかんいかん、私はクリスマス感も楽しみたいのだ。そう思い出してしばらくフロアをさまよったものの、ケーキなんかももう売り切れていた。

お刺身クリスマス。

ふふ、まぁそれもよいでしょう。

明日安くなったケーキでもあったら買ってきたいな。ケーキというか、本当はアップルパイとかが好きなんだけどな。売ってないかな…。

今日はいつにも増して完全にひとりごとですね、すみません。所謂クリぼっちというやつです、優しく見守ってあげてください。笑

“小さなお別れ” への2件の返信

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