俺を吹き飛ばしてくれ。

俺を吹き飛ばしてくれ
どこへとは言わない
とにかく ここではない場所に
まわりをみわたしても 知るものはなく
踏みしめた土は すべて新しい
そんな場所がいい
/よしだ じゅんや

例えばここにバケツがあります。バケツの中には赤い球がたくさん入っていて、ちらほらと青い球が混ざっています。「さあ、ここから青い球をとりだしてください」と言われたとき、僕はめんどうなのでバケツのなかの玉を両手でひとすくいします。そして、赤い球の中に混じる青い球を探します。ある人は、お箸を一膳持ってきて、青い球をひとつずつつまんで、取り出し、小皿に移すのでしょう。
多くの人は、いかに少ない労力で効率よく青い球をバケツから取り出す手段を検討します。自ら手段を考えるひとがいれば、隣のひとの真似をするひとがいます。中には祈りをささげるひとがいたりしてね。
さて、僕は自分や他人が必死になって「どうやって青い球をとりだすか」を考えているのをみると、どこか遠いところに吹き飛ばされたくなります。
つまり、世の中には「すべて青い球で満たされたバケツがあるんじゃないの?」と疑ってしまうのです。もしも、バケツの中に青い球しか入っていなかったら、箸も祈りも必要なく、すべての人はただバケツから球をすくい取るでしょう。きっと汗もかかなければ、頭も使いません。
そんなバケツを無意識に求めてしまいます。なんとなく、これは正しいことなような気がしています。
今日も読んでくれてありがとう。こんなことを言ってる人がいたな。成功したいなら三つのものを変えなさい。住む場所、接する人、あとは、なんだっけ笑 あんまし興味がなかったんだろうな。

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