Сколько лет ещё я буду жить?

紫陽花とくちなしと花しょうぶ。花咲くこの季節。
はちまきの家では、冠婚葬祭が6月に集中する傾向がある。

父とじーちゃんは6月生まれ。じーちゃんの誕生日は両親の結婚記念日でもある。
母の誕生日は6月からはずれるけど、5月末。

父方の祖父とひいばーちゃんがなくなったのも、確か6月だった。

ひいばーちゃんのことはほとんど記憶にないけれど、祖父の時は覚えている。むしむし暑い日だった。

「おじいちゃん、容体が悪いんだって。ひょっとしたら今日が最後かもしれんな」
父からそう話があった。いつも通り学校に行った私は、ほどなく担任の先生に呼び出される。
校門をくぐる時、白いくしゅくしゅしたくちなしの花から甘い香りがしていた。

その日、お通夜に行ったんだ。

父方の祖父とは、あまり面識がなかった。最後の最後に、病院にお見舞いに行った記憶があるきり。
ベッドから身を起こすのもままならない状態で、祖父は私の手を握った。
「来てくれてありがとう」

こうやって、人は死んでいくんだなぁ。
残された私は何もできない。それがとても悲しかった。

私も死ぬのだろうか。6月に。
むしむしした、
雨の日か、
晴れの日か、
曇りの日。

死ぬ前に結婚できたらいいな。
あとね、お誕生日おめでとうを言いたい。毎年毎年、何度でも。

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