1 сентября

ついに9月が来てしまった。

気づいたら、「いま」が終わってくれるようにと、ただただ生きている。この1分間、この1時間、この1日、この1週間、この1ヶ月、この1年が、「いま」でなくなってくれるようにと。

空白を埋めるように、私はバイトばっかり入れてしまう。空いている日には何か予定を入れて、その時間をやり過ごそうとする。
バイトか本か、何かに夢中になっている間は、私は「いま」の先にあるものを忘れられるんだ。
そしていつのまにか、次の時間がやってくる。次の1時間、明日、来週、来月…..。

ほらね、8月はもう過ぎ去ってしまった。

そうして私はいったい、何を待っていたのだろう。
教採試験が終わるのを?
9月を?
秋を?

9月が始まったって同じことだ。
ひたすら「いま」が終わることを待っているの。いつまでたっても先へと進めない「いま」の中で、回し車を回すハムスターのようにね。

どのみち「いま」は過ぎていくのだ。いつだって、「いま」と同じ速さでしか歩けないし、走れない。だからもう少しだけ、ゆっくりしていこうよ、いまこの瞬間の中で。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。