卒論を提出し終えたあとケーキを食べに行った。卒論と、お誕生日のお祝いに。
オムライスのあと、店員さんが持って来てくれた。チーズケーキを私に。フルーツをたっぷり挟み込んだミルクレープを彼に。
あったかい紅茶を白いカップに注ぐと、ふわっとたちのぼるアールグレイの香り。 “目には見えない声だから” の続きを読む
生きるために、書く。
卒論を提出し終えたあとケーキを食べに行った。卒論と、お誕生日のお祝いに。
オムライスのあと、店員さんが持って来てくれた。チーズケーキを私に。フルーツをたっぷり挟み込んだミルクレープを彼に。
あったかい紅茶を白いカップに注ぐと、ふわっとたちのぼるアールグレイの香り。 “目には見えない声だから” の続きを読む
Ну зачем же этот день кончяется?
Пусть бы он тянулся целый год!
―――― どうして今日という日は終わってしまうんだろう?
1年間続いたらいいのにな! ”Голубой Вагон” 『空色の列車』
“いちがつなのか” の続きを読む
公園を突っ切った後、川と田んぼに挟まれた静かな道。通い慣れた道は、目をつぶってだって走っていけそう。
中学生の頃から10年間乗り続けて来た自転車は、もはや一心同体。カゴなんか穴があいててぼろぼろなんだけど、ペダルは滑らか。思いのままに乗せて行ってくれる。
自転車に乗りながら、私の心はいつも別の場所へとさまよい出す。 “10年目の自転車” の続きを読む
今日は一日中ずっと卒論と向かい合っている。家から一歩も出ないなんていつぶりだろうか。
メモや文献がこたつを占拠している。私の膝の上には犬が乗っていて、だんだん足がしびれてくる。
しばらく我慢してたけどやっぱりつらいのでレモンにはどいてもらった。
インターネットからの参考文献を貼り付けた時、ちょっと迷ったけどこう書いた。 “1万9000字からその先を” の続きを読む
音楽を、聞くことはできる。
けれども私の耳を通り抜けるだけで、何も残らない。
私が音楽を聴く時、
音楽の意味に、耳をすませる。
聞こえるそばから消えていく音。意味を思い浮かべることで少しでも記憶にとどめようとする。
もし音楽がただの音だけだったとしたら、私はそのどの部分も捕まえることはできないと思う。 “聴きたい” の続きを読む
卒論に追われる身でありながら、自己紹介文を書き始める。だってななこに声をかけられてしまったんだ。
はちまきです。よろしくお願いします!
私と「書くこと」について語ってみたいと思う。 “はじめまして、はちまきです。” の続きを読む