ホストファザーが運転する車の中で、今日見た動物の中で何が一番良かったか、という会話をしていた。
「ヘビが良かった」弟くんが言った。
最初私はロシア語の「ヘビ」がわからなくて、そしたら弟くんはヘビの真似して手を動かして、それでやっと理解できたんだ。 “ロシア語メモ жаворонок” の続きを読む
それでも勉強する意味なんてあるの?
例えば、あのマックの看板。暮れゆく空に丸みを帯びた黄色の曲線がMの形にくっきり浮かび上がる。
Q. 放物線の区間Mの長さを求めよ。 “それでも勉強する意味なんてあるの?” の続きを読む
夢に手足を。という夜をすごす。
考え事をするのが好きです。
デスクトップということばがPCにあるように、あたまのテーブルの上にざっと必要そうなものをばらまくのですね。それを遠くから眺めたり、手に取ったりして、こんなことが言えそうなんじゃないかな?と想像するのはとても楽しい。PCには、RAMとかメモリとかストレージみたいな制限がいくつもある。けれど、頭のなかの机はどれだけ広げてもいい。僕の腕も現実ではありえないくらい伸びて、遠くのものを軽々と手にとったりする。
制限がない、というのはなんと自由なことだろうと思う。そして、同時になんとか弱い行為なんだろうと思うのだ。
か弱い行為とは、地に足がついていない、実行力のない、みたいな言葉でも言い換えられますね。あれをしてみたい、とか、もしこうだったら良いなあとか、想像するのは楽しいよねえ。けど、現実というのは、さまざまな制限が前提として立ちはだかっていて、それを超えるには、けっこう力がいるんだよね。歯を食いしばって重いものを持ち上げたりさ、息をきらして駆け抜けたりさ、持久力も求められたりして、運動が嫌いな僕なんかは、けっこう辛いんだよなあ。
「夢に手足を」なんてキャッチコピーがある。空想を現実のものに、ということだろうね。手足をつけるという行為をないがしろにして、夢をみるだけにとどまってる人は多いんじゃないかなあ。世の中、アイデアや妄想で解決された華々しいお話がいくつもあるものねえ、そりゃあ勘違いもしますよ。アインシュタインは夢のなかで空を飛んでたね。堀越二郎さんも空飛んでいたっけ。ここで大事なことは、彼らは夢をみたあとに、机に向かってペンを握ったことだよね。妄想が、物理公式になったり飛行機になる瞬間です。
俺も、ペンをにぎらなくちゃならんねえ。と思うわけです。というか、会社にいくと握らされるんだよ。夢に手足をはやすという行為はゲロを吐きそうなくらいしんどいんだよ、ってな話をしたくなっただけです。悪しからず。
今晩も、モンエナを飲んで机に向かっています。僕の家の机は150cm×75cm。夢のなかの机よりはずいぶん小さいんだけれど、物を広げるには十分な広さでね、けっこう気にいっているんです。
じゃあね。夢をみるのも惜しんでペンを握るすべての人へ。
どうでもいいことを話したらいけない
ただいまを言うことを忘れていた。 “どうでもいいことを話したらいけない” の続きを読む
グレープフルーツの食べ方
なんでこんな写真撮ったかは忘れた
新しい才能
いつからこんなに描けるようになったのだろう。
自分で描いた絵を見て、これ本当に私が描いたのだろうかとびっくりしちゃう。そう、突然私は絵が描けるようになってしまったんだ。 “新しい才能” の続きを読む
次、雨が降った時はバスに乗ろう
雨上がりの森の中をジョギングした。涼しい。
芝生の上に何かいる。近づくにつれて、オレンジ色の猫が背中を丸めているのだとわかった。
ゆるやかに速度を落とし、猫の脇を通り過ぎる。
少し行ってから振り返った時、私の目に夕焼けが映った。メタセコイアの木の向こう、雲の間にオレンジの光がはさまっている。 “次、雨が降った時はバスに乗ろう” の続きを読む
レシピを見ない冒険
まだこんなにたくさん残ってる。どうしよう。
鍋の中に残ったカレーは、ざっと3人前くらいと見える。 “レシピを見ない冒険” の続きを読む
明日のことは、また明日
辛いものが食べたくなって麻婆豆腐を作ったんだ。あまりにも辛すぎて、泣きながら食べました。おいしいんだけどね。 “明日のことは、また明日” の続きを読む