よしだの尻たたき人を募集いたします。

 

ダーリンの僕の文章を読んくれている人はわかると思う。僕は夏休みの課題を最後の日までためておくタイプの人間だ。それは中学、高校、大学まで変化せず今に至る。僕は典型的な計画性のない人間だった。

それは百歩譲っていいとしよう。ちょっと譲ってくれ。最近ね、自分でもやばいと思うんだけれど、「期限を守ることができない」のだ。これは深刻な問題だと思う。

これやっておいて、と言われて快諾をするのだけれど、自分のなかで気分が乗らなかったり、意義を感じないとまったく手を付ける気にならないのだ。

最近企業の紹介記事を書くという話になり、おっけーやるよということになったのだが、ダーリンばっかり書いてまったく記事に取り組むことをしない。僕としては、それそんなにやる必要あるかなあ感があるのだ。どうも納得できない部分があり、てをつける気にならないのだね。これぞゆとり世代。

ということで、今日はついにそれをネタにダーリンを書くに至ってしまった。やばいでしょ。夏休みの一行日記に「今日も宿題しませんでした。まいったか!」って書いてるようなもんだもんな。

本当に最近よく言うのだけれど、吉田の尻たたき人がほしい。形から入りたいので、まずは木刀を用意しようと思います。僕が弱音を吐いたり、仕事せずにゲームしてたり、布団からなかなか出てこないときに、木刀をもってちらつかせてもらいたい。そしたらひょっと飛び出して作業すると思う。秘書兼尻たたき人を募集いたします。対価をお支払いできたらいいのですが、当面貧乏学生なので、男を心身ともに追い詰めるのが好きというドSな方が良いかもしれません。女性が、、、いいなあ。

今日も読んでくれてありがとう。真剣に募集させていただきます。ちなみに以前、「よしだの相棒」を募集したときは、翌日に「一緒に起業しませんか」という連絡がきました。書いてみるもんだよなあ。

我関せずな分野を持つ。

 

電車が50分間の遅れだそうだ。僕は電光掲示板の表示を確認するとすぐに駅から出た。そして駅のタリーズに入った。しかたないからダーリンを書くことにした。本当は早く帰ってジムに行く予定だったのになあ。南無。

もともと機械音痴な人間なので、テック系のことをしていると破壊的に前に進まなくなったりする。根本的に体がうけつけなかったり、深刻なエラーが出てどうしようもなくなったりするのだ。はたして僕は情報学部なんて学部に入ったのは正解だったのだろうか。たぶん、半分正解で半分は間違いだった。

「情報を応用的に扱うことに魅力を感じない」というのは深刻で、僕は大学一年の前期にC言語の授業を受けて「これは僕のための学問じゃないな」と即判断した。別に言語なので学問でもなんでもないんだけど、初めて扱う言語が静的で堅苦しかったので拒否反応がでてしまったのだろう。今はわりと感覚的なスクリプト言語を使っているので何とかこらえている。まあ、そもそも僕にはあっていなかったという点では間違いだった。

正解だった理由は、僕が大学に期待していたものはちゃんと満たされたからだ。僕ははなから勉強がしたくて大学にはいったわけではない。僕が情報学部を選んだのは「理系科目の勉強から離れて多ジャンルの学問に触れたかった」からだ。その点情報学部は素晴らしかったと思う。文理融合の学部であることに加えて、専攻分野もはちゃめちゃに広かったので、学部のなかで遊んでいるだけで面白い人に出会えたし、気分で哲学とかデザインの講義を履修することができた。僕の知的好奇心は十分に満たされていたし、リベラルアーツは、、、ちゃんと学んでるんじゃないかな、、、?と思いたい。

僕の同期はいま院生ではちゃめちゃに研究している。あれ、すごいよなあ。尊敬する。間違いなく企業は彼らを採用したい。学部から院まで6年間階段式に勉強できるひとは強すぎる。小学校からの義務教育を加味して考えると、修行僧が信仰心をもって階段を上っている姿を思い浮かべる。僕はというと、たまに階段に座って団子を食べていたと思うと、気合をいれてダッシュしたり、最終的には階段から外れて女の子と遊んでるみたいな人生だった。それと比べたらちゃんと階段上り続けている人すごすぎると思うのだ。実際僕は階段上りびととの会話が一番好きだ。僕は話さえ聞けたらいいと思うのだ、賄い飯を食べさせていただければ、僕はたのしく生きていけるので。

よしよし、意義が出てきたな。階段の外を自ら選んだ人が、階段を上る人に声をかけるのはとっても強い。つまり、我関せずな人は正直無敵状態なのだ。それは多くの場合、よろしくないことだと思うが、自分の好奇心をみたすのには最高だったりする。僕は、「学問」を我関せずなものに選んだのだ。理由は簡単でぼくの幸福度合が増すからである。

今日も読んでくれてありがとう。なんだっていい。音楽でも、学問でも、料理でも。あえて身を引けば簡単に最強になれる。ひとつくらい我関せずな分野があると楽しいよ。

マイ・アミダニョライ

外から帰って、座敷にバタンと寝転がった。畳から舞った細かい塵が、廊下から差し込む光を浴びてきらきらしていた。綺麗だった。嬉しくなって、転がったまま足でパタパタ畳を叩いた。小さい光の粒がはらはらと降ってくるみたいだった。仏壇の上の阿弥陀如来が、それを黙ってじっと見ていた。阿弥陀如来は目を瞑っていると思っていた。よくよく見たら、実は半目だった。 “マイ・アミダニョライ” の続きを読む

想像力が窮地を救う

今日初めて場面指導を練習した。

まずテーマが出される。「明日は生徒の楽しみにしている野外行事があります。帰りのSTで担任としてどんな話をしますか?」

30秒考える時間があって私は椅子から立ち上がった。
「明日は火力発電所への見学に行きます。みんな楽しみにしていると思います。楽しみだよね?」

私の視線は架空の生徒を探してうろうろさまようけれど、目の前に座っているのは眼鏡をかけた白髪混じりのおじいちゃん。試験官役をしている面接指導の先生だ。
私は必死でクラスの生徒30人を思い浮かべようとする。 “想像力が窮地を救う” の続きを読む

I’m old fashioned.

I’m old fashioned, I love the moonlight
I love the old fashioned things
The sound of rain upon my window pane
The starry song that April sings
This years fancies are passing fancies
But sighing sighs, holding hands
These my heart understands
I’m old fashioned but I don’t mind it
That’s how I want to be
As long as you agree
To stay old fashioned with me.

This years fancies are passing fancies
But sighing sighs, holding hands
these my heart understands
I’m old fashioned but I don’t mind it
That’s how I want to be
As long as you agree
To stay old fashioned with me

ジャズバーでぼんやりと訊いていたら、うっかり感動して泣いてしまった曲。当日は地元のジャズボーカル教室の発表会で、おっさんおばさんが一曲ずつ課題曲を歌いあげていった。およそ聞けたもんじゃなくて、僕は適度にお客さんの注文を受けつつ、スマホで本を読んでいた。

この曲は、70代ぐらいの細身で長身な男性が歌った。いかにも神経質そうな男性で、昼食時にえびとマッシュルームのアヒージョとバケットを頼むと、検査でもするいたいにバケットとアヒージョの具をながめて交互に食べていた。器のなかに一つだけミニトマトを残してして、僕は彼の器を回収する機会を遠くから終始うかがっていたのだ。

休憩のたびに、彼は眼鏡をかけると、手元に楽譜を用意してじっと眺めていた。思いついたようにペンで楽譜に何かを書き込んだりもしていた。彼は最後までミニトマトを食べる気配はなかった。

彼の番がまわってきて、細々と歌い始めたのが「I’m old fashioned」だった。原曲よりアップテンポでやけに景気がいい「I’m old fashioned」だったのだが、本人はついていけずにずいぶん苦しそうだった。けれど、必死に伴奏にしがみついて歌う姿に僕はスマホの画面から視線を彼に投げずにいられなかった。なぜ神経質そうな彼がこの曲を選んだのか、そうして意図的にアップテンポにしたのか、必死にくらいついて歌うのはなぜか。彼にとっての「as long as you agree」は誰なんだろうかと考えていたら、僕は他人事とは思えなくなってしまったのだ。

I’m old fashioned but I don’t mind it

僕も彼も、「俺はold fashionedだ!」と胸をはって生きたい。けれど気にしないことなんて無理なんだ。どれだけ自分で言い聞かせても、人の顔を伺ってしまう自分がいるし、不安を覚えない日はない。この曲は、良い大人が、弱い自分をひたすら奮い立たせるための曲なのだ。

That’s how I want to be
As long as you agree
To stay old fashioned with me

こんなん泣いてしまうやろ。僕もいつも自分を奮い立たせている。おっさん、あんたもいい年してなかなかつれえなあ。

今日も読んでくれてありがとう。強がりじゃなく、I dont mind itって言える日が来るかなあ。なあ、おっさん。

最強の組織の作り方。と僕。

 

最強の組織の作り方をたまに考える。

どうも信念のようなものを持ち続ける必要があるようだ。
先日「帰ってきたヒトラー」という映画を観た。ヒトラーが現代のベルリンにタイムワープして現れると人々はどんな反応をするかという内容の映画だ。結果を言うと、ヒトラーは現代でも莫大な支持を得て、多くの人々を統括し始める。彼の力は普遍的なモノだった。

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