さやえんどうの実を取り出す。
2枚のサヤの継ぎ目に親指の爪を当てて押すと、ぱかっ。
列をなしてぎっしり実が詰まっているサヤもあれば、大小でこぼこと収まっているサヤもある。大きいのは大豆くらい。小さいのはほんとゴマみたい。
ひと粒ひと粒が、なんだかかわいい。こぼさないように細心の注意を払いながら、しわのないライムグリーンの豆たちをボウルに入れる。 “ずんだ” の続きを読む
Qibla
Qiblaって知ってる?
ある時泊まったホテルの部屋で、アラビア語のついたサインを見かけた。ムスリムが礼拝するときの方角を指し示す目印。 “Qibla” の続きを読む
くそったれ記念日
父と話そうと頑張ったけど、機嫌をそこねちゃった。
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非論理的思考
いつもならおやすみタイムのこの時刻、私の脳は活発に思考を始める。
くる日もくる日も堂々巡りをしている。そのテーマは、結婚。 “非論理的思考” の続きを読む
15年ぶりに歯医者にいったら歯を抜くことになった話。
どうもこんにちは、よしだじゅんやです。
先日、15年ぶりに歯医者に行ったら即、歯を抜くことになりました。最悪死ぬかもしれません。連日ベットのなかでガタガタと震える日々を過ごしています。
雑念
おかしいのは、昨日の夕方走っていた時からだった。
夕食後、ジョギングに出た。今までにないほど好調だった。初めは。
息も切れない。どこまでも行けそうな気がする。調子に乗っていつもより距離を伸ばした(と言ってもたいした距離ではない)。
田んぼ道をぐるりと走り(今の季節は稲ではなく一面麦畑だ)、そこから線路沿いまで戻る。この辺で歩きに切り替えよう。そのつもりでいたのだけれど、私は走るのをやめなかった。どこまで行けるか試してみたい気持ちになっていた。
その結果、このザマだ。 “雑念” の続きを読む
これは文章を書く恩恵だろう。
ビジネスマナー講座で、メールと議事録の書き方を教わる際、こう講師に説明される
結論ファースト、そして根拠を列挙すること。僕はこの数か月間、数か月というのは論文を書き終えた2月の頭から現在の4月中旬まで。そのような世界で、そのような社会で、そのような思想のもと生活してきたようだ。その事実に今更ながら気づいたという話を今日はしてみよう。結論ファーストだ、偉いだろう。
きなうりを植え、味噌おでんを煮る
「きなうりなかった?」
風の中でばーちゃんの声が吹きちぎられる。 “きなうりを植え、味噌おでんを煮る” の続きを読む
A Slow Reader
駅で待っていた友達に、私は本を手渡した。すると彼は言った。
「毎日10ページずつ、ゆっくり読むよ」 “A Slow Reader” の続きを読む
筆を置く
書いていた小説が完成するというのは、一体どのようにしてわかるのだろう。完成と未完成を分けるポイントは?
始まりがあれば終わりもあるはずだ。 “筆を置く” の続きを読む