「桜のトンネルだね」綺麗とは言い難い油絵のような青と緑の中間の色をした川の両脇にピンクを飾った木がたくさん並んでいた。枝は川の方に向かって垂れていてそれは友人の言う通り”桜のトンネル”だった。
頭上にあるピンクの不安定な天井を見ながらわたしたちはみたらし団子をひとつ、口に入れた。程よい弾力と甘すぎないタレが「幸福」を感じる脳内物質を大量生産した。「おいしすぎない?」と友人と一緒に悶えてしまった。 “カルディに感謝を” の続きを読む
生きるために、書く。
「桜のトンネルだね」綺麗とは言い難い油絵のような青と緑の中間の色をした川の両脇にピンクを飾った木がたくさん並んでいた。枝は川の方に向かって垂れていてそれは友人の言う通り”桜のトンネル”だった。
頭上にあるピンクの不安定な天井を見ながらわたしたちはみたらし団子をひとつ、口に入れた。程よい弾力と甘すぎないタレが「幸福」を感じる脳内物質を大量生産した。「おいしすぎない?」と友人と一緒に悶えてしまった。 “カルディに感謝を” の続きを読む
好きな山は? “金華山” の続きを読む
何もやりたくなかった10代の頃とは一変して、今私はいろんなことをやってみたくなる。
社会に出るのは怖いくせに夢を語るのなら楽しい。
学校の先生になれなかったら、マッサージ師になりたい。 “「ろう学校の先生になるのどう?」” の続きを読む
4月1日。エイプリルフールの話をするのではないよ。
“1 апреля” の続きを読む
目の前に広がる海のどこにも文章は見えないのだけれど、 Calm Girlさんが書いたダーリンだということははっきりとわかった。
どうやら、海でサーフィンしている男の子の映画を撮ったことがあるらしい。 “海とフリスビーと和音” の続きを読む
コンビニのレジ袋はびっくりするくらい広がる。
たとえばSSだったらペットボトル3本、Sだったら食パン一斤。食パンと他に何か一緒に入れるときはMの袋がいい。あんまりぎゅうぎゅう詰めるとパンがつぶれちゃうからね。
“もう一本腕がほしい” の続きを読む
私は不思議なんだ。
言葉がちゃんと通じるのがとても不思議。
“ゴガクのミリョク” の続きを読む
3月の末に、下北沢でダーリンのもえちゃんに会った。僕が下北沢を選んだ理由は、純粋に文化資本の香りを身に浴びたかったからだ。数日間実家の自室に引きこもって、息をひそめて生活をしていたので、恐ろしい速度の流れに身をまかせたくなった。下北沢には、本や服、演劇と文化的商品が溢れており、街を歩く人々は、古着を身にまとい、大量の資金を文化的商品に投下している。そして資金を集める店舗がさらなる文化資本を集める構造が存在している。
町のいたるところに「納税をせよ」と赤字で書かれた垂れ幕があった。それは一昔前の、「我々は闘う、お前たちは預金をして国を助けろ」という政府のプロパガンダを思い起こさせた。下北沢の一番街を散策していたらpropagandaというネオンサインが掲げられた、薄暗いカフェかバーのような店舗があった。どういう経緯でpropagandaという名前をつけたんだろう。店の窓から店内を除くと、20代後半の少しフォーマルな恰好をした男性の集団が、マルガリータやモヒートのようなカクテルを飲んで談笑をしていた。もえちゃんがいなかったらふらっと入っただろうなと思う。二人で怖いねえ、、、なんて言いながら店を通り過ぎた。しばらくしてもえちゃんは「私もお酒が飲めたらふらっとお店に入るのに」と言った。 “下北沢をもえちゃんとふらふらした。説明編” の続きを読む