村上春樹の風の歌を聴け

 

久しぶりに小説を読んだ。村上春樹の「風の歌を聴け」を本棚から取り出して夕食後にさっと読んでみたのだ。僕の大学生活はおよそアカデミックから遠いところにあった。早々と数学や物理を「自分のための学問ではない」と見切りをつけて、多くの時間を読書や映画鑑賞、音楽鑑賞などにあてた。毎週金曜日にかならず家を訪れて、夕食を食べていた宮川君は当時の僕をこのように書いていた。「情報系の学部に属しているが、ネットサーフィンしかできない。カルチャー感のある何かが好き」彼はまったく嘘をつかないめんどくさがり屋だった。この文章はとても彼らしいと思う。嘘をつかないけれど、真実を語るほどやる気はないのだ。とてもよくわかる。

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自己本位なクリスマスっていいよね。

 

こんにちは、よしだじゅんやです。

みんな思い思いのクリスマスを過ごしていたんだなあ。綾部はきっと君は来ない。なんていっていたけれど、見てみろ、みんな「ぼくのダーリン」にきてるぞ笑。

僕はたまにこんなことを聞かれます。
「ぼくのダーリンって本当に毎日更新されるんですか」

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ZAZENBOYSの話をしよう。

 

こんにちは よしだじゅんやです。

今日はZAZENBOYSの話をしよう。先日ZAZENBOYSのライブに行ってきました。僕が尊敬するベーシスト吉田一郎が脱退し、新体制となった今回のツアーはどうしても観ておきたかった。(ちなみにザゼンは毎年このシーズンになると名古屋でライブをします。向井秀徳がクリスマスシーズンにライブに集まるお客を自嘲気味に煽るという伝統があるので、よくわかりませんが満足度が高めです。来年はぜひ)

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テーマ投げます。

テーマを投げます。

「好きな音楽を教えてください」

好きなジャンルでもいいし、好きなバンドでもいいです。メンバーのみなさんが、音楽とどう向き合っているのか気になりました。よかったら素直な気持ちを教えてください。

できたら今日のダーリンで読みたいです。

よろしくお願いいたします。

ベースっていいよねえって話をします。

たとえばだ、ウッドベースの弦を、開放してはじいてみる。すると「ボーン」という振動が僕たちに伝わってくる。
始めは、微弱な振動が比較的早く立ち上がり、その後大きな振動として立ち上がる。そして振動はしだいに弱くなり、いつのまにか消え去ってしまう。

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