お姉さんになりたい。

 

こんにちは、よしだじゅんやです。
大みそかなので、およそ大みそかチックな話をしたい。

生まれ変わったら「お姉さん」になりたい。
というのも、僕はお姉さんという存在が大好きだし、僕の人生を振り返れば振り返るほど、お姉さんという存在にお世話になっている。その感謝を込めて、僕もお姉さんになって社会貢献したいという気持ちが2割、お姉さんになって世の中のさえない年下の男たちを惑わしまくりたいという気持ちが8割である。つまり、不純な動機である。

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村上春樹の風の歌を聴け

 

久しぶりに小説を読んだ。村上春樹の「風の歌を聴け」を本棚から取り出して夕食後にさっと読んでみたのだ。僕の大学生活はおよそアカデミックから遠いところにあった。早々と数学や物理を「自分のための学問ではない」と見切りをつけて、多くの時間を読書や映画鑑賞、音楽鑑賞などにあてた。毎週金曜日にかならず家を訪れて、夕食を食べていた宮川君は当時の僕をこのように書いていた。「情報系の学部に属しているが、ネットサーフィンしかできない。カルチャー感のある何かが好き」彼はまったく嘘をつかないめんどくさがり屋だった。この文章はとても彼らしいと思う。嘘をつかないけれど、真実を語るほどやる気はないのだ。とてもよくわかる。

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