ひとやすみの公園。
小さな空き地にベンチばかりが4つもある。そのひとつに腰掛けて、ぼーっとする。子どもたちに会う前の5分間か、みんなとさよならした後帰る前に10分間、自分だけになる時間。
今日は、公園には寄らなかった。雨だから。
代わりにダーリンに書くことにしよう。 “私をいじめないでくれ” の続きを読む
生きるために、書く。
ひとやすみの公園。
小さな空き地にベンチばかりが4つもある。そのひとつに腰掛けて、ぼーっとする。子どもたちに会う前の5分間か、みんなとさよならした後帰る前に10分間、自分だけになる時間。
今日は、公園には寄らなかった。雨だから。
代わりにダーリンに書くことにしよう。 “私をいじめないでくれ” の続きを読む
「お盆だから」
そう言って、巻き寿司のパックをばーちゃんは買い物袋に入れた。
またそうやって、孫を甘やかそうとするのか。いつもなら不服に思うはずだけど、今日の私は割合あっさりそれを受け入れた。 “昔のように” の続きを読む
駅の階段を下りていた時、ふと壁の張り紙が気になって、足元がお留守になっていた。最後の一段を踏み外した。
階段に座りこむ。顔を上げると張り紙が読めた。「愛教大行きのバスは北改札口から出ています」 “Моя бабушка” の続きを読む