小さい頃、ピンクが嫌いな色だった。友達はみんなピンクが好きだと言うから、私はピンクを選びたくなかった。ピンクを見ると私の心はひねくれてくる。
なぜみんなと同じものを選ばないといけないの?
ごめんななこ、はちまきは聖母マリアなんかじゃなかった。本当はひねくれていて頑固なんだ。
“天邪鬼” の続きを読む
生きるために、書く。
小さい頃、ピンクが嫌いな色だった。友達はみんなピンクが好きだと言うから、私はピンクを選びたくなかった。ピンクを見ると私の心はひねくれてくる。
なぜみんなと同じものを選ばないといけないの?
ごめんななこ、はちまきは聖母マリアなんかじゃなかった。本当はひねくれていて頑固なんだ。
“天邪鬼” の続きを読む
耳鼻科を訪れるのは何年ぶりだっただろうか。おたふくになった時、中耳炎になった時、前より聞こえが落ちた時、決まってここに連れていかれた。
今回は風邪でもインフルでもない。
「聴力検査をお願いします」と言って元気で健康な顔を院長先生にさらした。
「もう卒業なのかぁ」 “聴力検査” の続きを読む
「ああいう、マネキンのを一揃い買っていったら、恥ずかしいですかね?」
西嶋は堂々と店員さんに質問する。そんな質問をする方が普通は恥ずかしいんじゃないのっていうのに。『砂漠』で、合コン用の服を買い求めに行くシーンが、私は好きだ。
西嶋だったら、どんな服を選んでも無頓着にしているのが、それが似合っていそうだ。
服なんてよくわからない。適当に組み合わせてこんなものかと満足する。もしくは、うちを出てから帰って服を着替えるまで、落ち着かない気持ちで一日を過ごす。私だってマネキンの服を一揃い買いたいくらいだ。失敗しないために。 “服の色” の続きを読む
娘に振袖を着せるのが夢で着付けを習った、とその人は語る。和裁もやっている。浴衣なんかをちくちく縫ってしまう。
前からの夢を叶えた今は、着物おばあちゃんを目指している。毎日着物を着て暮らしたいのだそう。
いいな。似合ってそうだ、着物おばあちゃん。
“着物おばあちゃんとばかじいさん” の続きを読む
昨日、私はルイージになった。
お尻の下でカートがぶるぶるしている。と思ったら突然発進した。ブレーキとアクセル、どっちだったっけ。最初に説明されたけど忘れちゃった。
自分でもびっくりするほど運転が下手くそ。ドッスンに潰され、道のあちこちにぶつかりながらはるか前方に消えたマリオを追いかけた。
ジャンプすると本当に風を感じる。 “昨日私はルイージになった” の続きを読む
はちまきの企画案にロシア語で日記を書くというものがあったんだけど、今の私のロシア語力ではボロが出てしまうのが悩みどころ。
どうしようかなぁ。。
考えていたら思いついた、
ロシア語メモを始めたいなと思ってる。
留学中、スマホのメモに覚えた単語を書き留めていたんだ。
例えば、
Летучая мышь(レトゥーチャヤ・ミーシ)「コウモリ」