市議会の傍聴に行ったことがある。学生最後の年に議員インターンシップに参加した時のことだ。「政治家」と呼ばれる人たちが、一体何をやってるのか知りたかった。 “佐々木譲『カウントダウン』” の続きを読む
Don’t worry!
飲み会に参加するかどうかずいぶん迷った。
わかっていた。大人数の飲み会のような騒がしい場では話が全く聞き取れないのだ。 “Don’t worry!” の続きを読む
セカンド・ドリーム
1年前、「小説を書くぞ!」と決めた。初めから、何か書きたい物語を思い描いていたわけではない。とにかく何か書こうと決めていた。セカンド・ドリームを探していた。 “セカンド・ドリーム” の続きを読む
仕事納めの日に書く
働くことについて。 “仕事納めの日に書く” の続きを読む
白河三兎『私を知らないで』
全部のシーンが好き。 “白河三兎『私を知らないで』” の続きを読む
その夜名古屋は美しかった
名古屋駅を歩くとすっかりクリスマス仕様だった。ライトアップされた巨大なツリー、天井を飾るイルミネーション。
「東京、横浜の駅よりも名古屋が一番好き」と彼女は言った。ヒロインの表情で。
彼女が主役でない映画なんて私には想像もつかない。
“その夜名古屋は美しかった” の続きを読む
上田早夕里『深紅の碑文』
世界観にシビれた。 “上田早夕里『深紅の碑文』” の続きを読む
頬をつねってみなくちゃ
ドッジボールの終盤、逃げ切れるだろうと鷹を括っていたら当てられちゃった。そんな気分。 “頬をつねってみなくちゃ” の続きを読む
砥上裕將『線は、僕を描く』
4分の3、読み進めたところで一旦本を閉じた。閉じた瞼の隙間からじわじわ涙が出てきた。
決して悲しい話なんかじゃない。悲しい気持ちになるような本なら他にいくらでも知っている。
悲しいのではなくて、切ないような気持ちだ。
美しいものを見た時の感動はきっとこんな感じなのではないかと思った。ただ物語を読んだだけなのに、実際に絵を見ていたような気がする。
でもおかしいな。
美しい絵ってどんなものだろう。泣けるくらい感動するような絵って?
見たこともない絵を、見たような気になって泣けてくるのだからおかしいよね。
なんだろう、この切ない気持ちは?
とりあえず、読み終わってから考えよう。 “砥上裕將『線は、僕を描く』” の続きを読む
一本の毛、魚の骨
小学校3年生の頃の、忘れられない記憶がある。 “一本の毛、魚の骨” の続きを読む