僕の祖母は大変几帳面な人だった。 “孫から孫へ” の続きを読む
西加奈子『サラバ!』
この本を一言で表すなら「幅広い」。 “西加奈子『サラバ!』” の続きを読む
料理が嫌になった時は初心に返れ
ごぼうをささがきにするのが好きだ。
皮を削いだら右手でごぼうを、左手で包丁を握る。下には水を張ったボウル。変色防止のためほんの少し酢を垂らしてある。
それから、先端に刃を当てた。鉛筆を削るみたいにクルクル回しながら尖らせていく。 “料理が嫌になった時は初心に返れ” の続きを読む
地面
もしも人間が存在しなかったら、今この地面はどんな感じなのだろう。子どもの頃よくそんなことを考えた。
そしてこの、どうしようもない暑さをアスファルトのせいにした。 “地面” の続きを読む
何か探している
まず蜘蛛の巣を取り除かなければならない。トタン屋根の下、細い銀の糸を見逃さないように薄暗がりに目を凝らす。
かつては毎日通勤で乗っていた自転車は、今や2週間に一度、図書館を往復するのみ。ちょっと乗らない間に蜘蛛は巣を張る。絵に描いてやりたくなるほどに立派なやつを。 “何か探している” の続きを読む
カッコいい人を見た時に考えること
「カッコいい」は特別な感じがする。「かわいい」や「美しい」が運とか才能に左右されるとしても、カッコいい生き方を目指すのは誰にでもできるはずだ。 “カッコいい人を見た時に考えること” の続きを読む
死んだらどうなる?
「またレモンに会いに行かなきゃ」と私が言うと、妹は頷いた。「うん、そのうち死んじゃう」
そんなこと言わないでよ。 “死んだらどうなる?” の続きを読む
メイド喫茶に行く。「右利きですか?左利きですか?」
It was my first experience to visit a maid cafe. A girl in a white apron led my sister and I to a table. We sat there and ordered two sandwiches and a pot of tea “Uva Highland”. “メイド喫茶に行く。「右利きですか?左利きですか?」” の続きを読む
この世界は残酷か
ビジネスマンが娘さんのために書いた本がある。この社会の仕組みと、AIの時代を生き抜いていくために自分の強みを磨くこと。
森岡毅『苦しかったときの話をしようか』 “この世界は残酷か” の続きを読む
ぼんやり生きてる場合じゃないぞ
10年後の暮らしを考える。
あと10年したら、もっと生きやすい社会に変わっているだろうか。 “ぼんやり生きてる場合じゃないぞ” の続きを読む